Local Knowledge
日本人には常識、旅行者は知らないこと
ガイドブックに載らない理由は単純だ。地元にとって当たり前すぎて、説明する必要がないからである。
手
暗黙のルール
カウンターの上に直接寿司が置かれ、箸は出ない
カウンターの上に直接寿司が置かれ、箸は出ない。手でつまんでそのまま口へ運ぶのがこの店のやり方。シャリはゆるく握られており、箸で持つと崩れる。店内撮影は禁止。
貫
注文のコツ
壁の値段は1貫あたりで、注文すると2貫ずつ出てくる
壁の値段は1貫あたりで、注文すると2貫ずつ出てくる。つまり支払いは表示の倍になる。知らずに会計を見ると驚く。いろいろ少しずつ食べたいなら、最初から盛り合わせを頼む方がいい。
順
地元民の時間
立石ではもつ焼き屋から始めてこの店へ移る流れが、決まったコースのように語られる
立石ではもつ焼き屋から始めてこの店へ移る流れが、決まったコースのように語られる。脂とタレで濃くなった口を酢飯で洗う順番だ。立ち食いなので回転は速いが、昼から飲む客が多く、思ったほど列は進まない。
どんな場所か
葛飾区は柴又と人情が残る区。看板は色あせ、入口は狭い。それでも昼どきになると、この狭い戸口に人が絶えず吸い込まれていく。 副菜はおかわりできることが多いが、まず尋ねるのが礼儀。 開店時刻に合わせて行けば席の心配はない。ただし回転が速く、長居はしにくい。 大きな荷物は駅のコインロッカーに預けてくる方がいい。空間に余裕がない。 写真より実物が良い側だ。期待を下げて行って驚く場合が多い。
何を頼むか
地元で愛される理由
一人で食べやすい構造だ。カウンター比率が高く、誰も長居を勧めない。 客の大半が歩いて来られる距離に住む。一度失望させれば二度と来ない相手だから、味の下限が保たれる。