鳥房
鳥房 · Torifusa
- 所在区
- 葛飾区
- 価格帯
- ¥2,000~3,000
- 営業時間
- 夕方から (曜日により異なる)
- 定休日
- 火曜など(事前確認を推奨)
- 行き方
- 京成立石駅 徒歩5分以内
- 鶏の半身を丸ごと揚げたものが出てくるが
- 看板の若鳥唐揚は時価で値段の表示がない
- 入口に「酔った方の入店お断り」と貼られている
日本人には常識、旅行者は知らないこと
ガイドブックに載らない理由は単純だ。地元にとって当たり前すぎて、説明する必要がないからである。
鶏の半身を丸ごと揚げたものが出てくるが、食べ方が分からない客には店員が目の前で解体して見せてくれる。ただし原則として1グループに1回だけで、忙しい時はやってもらえない。しかも一瞬で終わるので、たいていの人は覚えられない。二皿目からは自力になる。
看板の若鳥唐揚は時価で値段の表示がない。注文を取りに来た店員が、その日の重さ別の値段を三つ四つ一息で言う。聞き返さず一度で把握するのがコツで、自信がなければ「最後ので」と答えればいい。そしてこれは必ず人数分頼む決まりで、シェアはできない。
入口に「酔った方の入店お断り」と貼られている。立石の個人店にはこうした店が多く、この街は飲み歩いても一軒目が決まってしまう。席の案内、荷物を置く位置、靴を置く場所まで店員が細かく指示するので、迷わずすぐ従う方が互いに楽だ。そっけなく見えても悪気はない。
先に頼んだぽん酢の料理を食べ終えると、皿に葱と唐辛子の混じったタレが残る。これを捨てずに取っておき、唐揚げに添えられた千切りキャベツにかけるのが、この店に長く通う人のやり方。唐揚げの味変にも使う。そして太い骨以外はだいたい食べられる。
どんな場所か
葛飾区は柴又と人情が残る区。厨房が客席より広い。調理の音と匂いがそのまま届く造りで、座っている間退屈しない。 ご飯と汁物が付く定食が無難。単品より満足度が高い。 昼のピークを過ぎた午後二時前後が最も静かだ。 日本語メニューのみのことが多い。写真を見せるか指させば十分通じる。 次に来るなら時間帯を変えて訪ねてみてほしい。印象がかなり変わる。
何を頼むか
地元で愛される理由
一人で食べやすい構造だ。カウンター比率が高く、誰も長居を勧めない。 価格が十年で大きく上がっていない。原材料の上昇分をある程度は店が吸収してきたということだ。