Local Knowledge
日本人には常識、旅行者は知らないこと
ガイドブックに載らない理由は単純だ。地元にとって当たり前すぎて、説明する必要がないからである。
絵
暗黙のルール
絵馬は自動販売機で買う
社務所や人のいる窓口ではなく、敷地内に設置された自動販売機で絵馬を売っている。根付とセットで1,000円、販売時間は6時から21時まで。夜遅くに行くと参拝はできても絵馬は買えない。
和
店の由来
将軍の花嫁が迂回路を作って避けて通った
文久元年(1861)、皇女和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際、この木の前を通るのは不吉だとして、前もって普請した迂回路を通り板橋本陣に入ったと伝えられる。木を菰で包んで真下を通ったという話もあるが、迂回路を造ってそちらを通ったことが史料で確認されている。
皮
注意
木の皮を削らない — 初代・二代はそれで失われた
かつては木の皮を茶や酒に混ぜて飲むと願いが叶うとされ、参拝者が削って持ち帰った。そのため二代目の木はどんどん小さくなり、今は保存のためコンクリートで固め「御神体です。削らないでください」と表示されている。初代の木は掌に収まるほど小さくなって祠の中に安置されている。
どんな場所か
中山道板橋宿の仲宿商店街の一角にある小さな祠。江戸時代、旗本・近藤家の抱屋敷にあった榎(えのき)と槻(つき)が並んで見えたことから「えん+つき=縁が尽きる」と読まれ、縁切りの場となった。現在の木は三代目で、場所も道の反対側に移っている。
何を頼むか
地元で愛される理由
文久元年(1861)、皇女和宮が14代将軍・徳川家茂に嫁ぐ際、縁起が悪いとしてここを避け、あらかじめ普請した迂回路を通ったと伝えられる。今は「悪縁は切ってくれるが良縁は結んでくれる」場所とされ、全国から参拝者が訪れる。かつては男女の縁だけでなく断酒の祈願も多かった。