Local Knowledge
日本人には常識、旅行者は知らないこと
ガイドブックに載らない理由は単純だ。地元にとって当たり前すぎて、説明する必要がないからである。
元
店の由来
1760年創業
1760年創業。元は軍鶏鍋の店で、明治20年代に5代目の妻「とく」が、鍋の残り汁に玉子を溶いて飯にかける客を見て考案したのが親子丼の始まりとされる。
券
暗黙のルール
並んでいる間に窓口で注文と会計を先に済ませ「食札」を受け取る方式
並んでいる間に窓口で注文と会計を先に済ませ「食札」を受け取る方式。知らずにただ並んでいると後から来た人に抜かされ続ける。
限
地元民の時間
親子丼は昼のみ
親子丼は昼のみ。13時までに並んでいればセーフ。開店30分前で既に10人以上、開店時に30人を超える日も。大安や戌の日は水天宮の人出で行列がさらに伸びる。
靴
暗黙のルール
入口で靴を預けると下足札が渡される
入口で靴を預けると下足札が渡される。掘りごたつ式なので正座が苦手でも問題ない。混雑時は相席が基本。
どんな場所か
中央区は江戸の商人文化が残る区。テーブルの間隔が狭く、隣の注文が全部聞こえる。迷ったら隣を参考にするのが一番早い。 ご飯と汁物が付く定食が無難。単品より満足度が高い。 昼のピークを過ぎた午後二時前後が最も静かだ。 大きな荷物は駅のコインロッカーに預けてくる方がいい。空間に余裕がない。 旅程の中心に据えるより、移動の合間に自然に挟むのが向いている。
何を頼むか
地元で愛される理由
回転が速い。注文から提供まで長くかからず、食べて立つまで二十分あれば足りる。 客の大半が歩いて来られる距離に住む。一度失望させれば二度と来ない相手だから、味の下限が保たれる。